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蕩けるようなキスをして
第52章 行けない
後は-?
何度考えても、出てくるのは毎回、同じような名前。
いい加減、もう出尽くした。
だって、これで何回目?
昨日の朝から、繰り返し、繰り返し、なんの得にもならない事を。
例え正解を出したとしても、だからなんだって話なのに。
馬鹿のひとつ覚えの様に。
講義の最中に。
食事の合間に。
電車に揺られながら。
寝ても覚めても。
こんなどうでもいい事を-思うのに。
それでも、考えずにはいられない。
それでも、いくらかはましになる。
どんなくだらない事でも。
何かを考えてさえすれば、その刹那、思い出さずに済む。
何度考えても、出てくるのは毎回、同じような名前。
いい加減、もう出尽くした。
だって、これで何回目?
昨日の朝から、繰り返し、繰り返し、なんの得にもならない事を。
例え正解を出したとしても、だからなんだって話なのに。
馬鹿のひとつ覚えの様に。
講義の最中に。
食事の合間に。
電車に揺られながら。
寝ても覚めても。
こんなどうでもいい事を-思うのに。
それでも、考えずにはいられない。
それでも、いくらかはましになる。
どんなくだらない事でも。
何かを考えてさえすれば、その刹那、思い出さずに済む。

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