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蕩けるようなキスをして
第50章 吹雪
彼に倣い、華夜子もまた傘を軽く振って雪を落とし、傘立てに置く。
「なんだ。俺と同じじゃん。俺も今日まで提出のやつがあってさ-」
笑い、逡巡した後(のち)。
陸は思い切って、手袋を嵌めたままの、彼女の左手を取った。
その瞬間。
華夜子は弾かれたように、その手を激しく震わせた。
もしかしたら-確かに、その覚悟で握った手だった。
けれど。
あからさまに。
はっきりと。
触れられた事を良しとしないその動きに、陸の心は打ちのめされるよりも先に、驚愕に大きく波打った。
触れた方も。
触れられた方も。
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