この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第49章 予感
「別に?俺は誰に聞こえてたって、全然平気だし」
-寧ろ、聞かせてやりたいくらいだ。
陸は鼻を鳴らす。
そんな陸を、乃愛は一喝する。
「ばっかねえ~!誰もあんたの心配なんか、これっぽっちもしてないわよ。周りの人間のが恥ずかしい思いをしてるっつーの!それに、華夜子よ。あんたの華夜!」
乃愛は華夜子の両肩を掴み、顔を覗き込み、同意を促す。
「華夜子が一番うんざりしてるよねぇ?公衆の面前で、べたべた身体は触られるわ。歯の浮くような言葉を平気で囁かれるわ。あんたも大変な男に好かれちゃったわよね」
-同情するわ。
目頭を押さえる乃愛の演技に、陸の頬が引き攣る。
「…まあ。正直、ちょっと恥ずかしいかなって、思う時はあるかな」
俯いた華夜子が同調するように、呟き。
乃愛は勝ち誇った表情で、陸を見た。
「でしょ?ほらっ、そーだって」
-これから少しは言動を改めなさいよ。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ