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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
381

美緒

自分の……乳首のことを「可哀想」って思っちゃったんです……

382

恭平

可哀想??

383

美緒

はい……

384

美緒

だって……さっき晃先輩が言ったみたいに、私の乳首、恭平先輩に「もっと遊んで」って、“おねだり”してるみたいなんだもん……?

385

美緒

それなのに……恭平先輩が相手にするのは、左の乳首ばっかり……?

386

美緒

放ったらかしにされてる乳首、やっぱり可哀想です……

387

恭平

フフッ、「可哀想」か?……フフ……

388

恭平が楽しそうに笑った。

美緒も「笑わないで」とは言わなかった。
自らの乳首に“同情”する、ナンセンスな自分を笑われても仕方ないと思っているのだろう。

389

困ったような微笑を浮かべるだけの美緒だった――が、やがて、恭平が美緒の耳元で語り始めた。

390

恭平

俺、子供の頃に、捨てられてた子犬を拾ったことがあるんだ……

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