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NEW 雪 碧子さんの作者ニュース

週末タイムトラベラー
…週末、お江戸浅草に行ってまいりました。
娘が最近、浅草に引っ越したので遊びに行ったのですが、浅草。
良いですねえ!
私、大好きなんです。
大好きすぎて、綾香さんや暁くんや清良さんの生まれは浅草にしたほど。

昔の浅草って近代文化の発祥の地で、とにかくハイカラなものがいっぱい詰まっていたのですよね。
モボ・モガが闊歩していたり。
日本初のバーがあったり。
トーキー映画が華やかだったり。
はたまた見世物小屋や色街があったり。
とにかく、おもちゃ箱をひっくり返したような街…という印象。

で、今回私はどうしても行きたい場所がありました。
それは、かの有名な色街・吉原。
遊郭があった場所ですね。

タウンバスに乗って吉原大門で降りると、そこはもうかつての遊郭の街・吉原。
そして、現・色街の吉原。
…らしい。

昼間に行ったのですが、なんだかやたら白ワイシャツのオジさんたちが建物の前に所在なげに立ってるな〜と思ったら…
そう。
風俗店の客引きオジさんだったのですね笑笑

私や娘には目もくれずタバコ吸って暇そうでした。
すまんな笑笑

…そうか。
ここは色街今昔物語なのか…としみじみいたします。

行きたかった場所は吉原神社。
かつて不遇な人生を送った遊女たちの魂を慰めるために建てられた神社なのです。
とてもこじんまりとした儚げな神社でした。

すぐ側には、関東大震災で亡くなった遊女たちを悼む慰霊のお社もありました。そこにはかつて池があり、逃げ込んだたくさんの住民の方も大震災で亡くなられたそうです。
…浅草辺りは下町で、全て焼けてしまったのですよね。
普段、大門からは絶対に出ることは許されない遊女たち。
きっとすぐには逃げることも叶わなかったのでしょう。
心が痛みます。
どうか、安らかにお眠りくださいとお祈りいたしました。

…そうそう。
気づいたことがひとつ。
私、吉原遊郭の見返り柳…て、身請された遊女が
「ああ、私はやっとここから出て行けるのだ。
もう二度とここに戻ることはないのだ」
と感慨深く振り返った柳…かと思っていたのです。
…が!実は、遊んだ男たちが
「ああ、良い女だったなあ。またしっぽりしたいなあ…」
と、振り返った柳だったらしいとのこと。

なんだよ!男ってのはもう!
…と、ちょっとがっかりしたりしましたね。
そこは、もっと遊女エモーショナルであれ!とね。

[作成日]2023-07-04
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