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こんばんは。

　どうやら大王大妃様は本気でヨンと明華の縁結びの神になるつもりのようです。

　仮にですが、もし大王大妃の仲立ちがなければ、二人のほとんど切れそうになっていた細い縁の糸は本当に切れてしまっていたかもしれませんね。

　ですが、、、
　気むずかしい大王大妃さえも味方につけてしまったのは、やはり明華自身の人柄【優しさ】によるものでしょうし、それもまた「運命」であったのかもしれません。

　
　結ばれてもなお、ヨンの妻になるつもはりない明華ですから、大王大妃の「話し相手」という任務を与えられることで、明華が王宮を訪れても何ら不自然はなくなります。
　ヨンと明華が少しでも共に多くの時間を過ごせるようになったことは、二人にとっても良かったのでしょう。

　さて、明華はヨンと逢うのは、「夢占の夜」以来初めてです。
　奥手で恥ずかしがり屋ですから、どんな表情をして彼に会えば良いのか判らず、、、　

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