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皆様、こんにちは。

　11月下旬にしては温かな日が続いていましたが、流石に寒くなりましたね～。

　さて、明華の父親代わりをもって任じる鶏肉屋の親父さん。
　なかなかに人情味のあるおじさんですが、とうとう糟糠の妻である奥さんが亡くなってしまいました。

　作品中では明華の言葉を借りていますが、、、

　その通りだと作者も考えています。
　短い人生はとても残酷なものだけれど、息子が見ても「互いに相手ひとすじであった」ほど仲の良かったご夫婦でした。

　ある意味で愛を貫き通した夫婦は、明華には父母ほどの年上のカップルでしたが、明華は鶏肉屋夫婦の上に、ヨンと自分の関係を重ねて見ずにはいられなかったのでしょう。

　更に。

　予期せず、下町の明華の棲まいに後宮からシム尚宮が訪ねてきます。
　あろうことか、ヨンの花嫁選びを明華に手伝えという大王大妃の命令でした。

　何とも皮肉なこともあるものです。
　しかし、三年ぶりに王宮に赴くことが、明華の運命をまた思わぬ方向へと向けることになるのです。

　舞台は下町から王宮へと移ります。
　

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