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皆様、おはようございます。

　この時間帯に来るのは珍しいのですが、時間があるときに更新しておこうと
　やって参りました。

　さて、今回の成り行きについて少し。
　
　令嬢もまた苦しんだのですね。
　彼女の宗俊への仕打ちはけして許されはしないけれど、
　彼女の言い分を聞いていると、何故か一概に彼女だけを責める気にはなれないと思うのは、作者だけでしょうか。

　ただ、明華にしてみれば、宗俊という人の人柄をよく知るだけに、しかも令嬢の証言一つで彼の生命を救える可能性が高かっただけに、どうしても令嬢を見るまなざしが厳しくなってしまいます。また、それも致し方のないことであったかもしれません。

　そして、迎えた恋の顛末はあまりに哀しいものでした。
　まさに、宗俊と令嬢が出逢い、えにしを結んだ始まりの場所、キンポウジュの花言葉のように「儚い恋」でした。

　救えなかった一つの生命。

　明華にとっては、大きな爪痕と後悔を残す出来事となりました。

　更に。
　終わりを迎えようとしていたのは一つの恋だけではありませんでした。
　宗俊と令嬢の哀しい恋を最初から最後まで見届けた明華にも、彼らの恋は大きな影響を与えたのですー。

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