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僧になったのを後悔したことはなかったー彼女に出逢うまでは
こんばんは。

 第四話には、お坊さんが登場します。
 僧侶といっても、もちろん若い人です。

 日本でも、明治時代に入るまでは僧は妻帯もできず、従って子どもも持てなかったことは、よく知られています。

 元木の実家はお寺なんですが、本堂にズラリと安置されているご先祖様のお位牌を眺めていると、やはり、初代(江戸・寛永時代に生きた方)住職から明治初期(住職になったのは江戸末期)の住職は生涯、独身を通されていることが判ります。

 元木家の血の繋がった住職になったのは、江戸末期から明治初期に生きた方が独身を通された最後の人になるので、その次になります。その住職が私の曾祖父で、そこからは明治生まれになります。
 それで、妻帯が僧侶もできるようになったので、私の曾祖母と結婚したんですね。

 明治になってからは、元木の家系が世襲制でお寺を継ぐようになりました。

 江戸時代は、たくさんのお弟子さんの中から選ばれて跡継ぎになっていたようです。
 私の曾祖父も四国から本州に渡ってきて、前の住職から指名されて跡継ぎになったようです。
 そんなわけで、祖父が初めて、お寺で産声を上げた跡継ぎでした。

 でも、お坊さんも人間です。
 きっと大昔、これから物語で語られるような秘められた恋や葛藤の一つや二つはあったんじゃないかな、、、と思わずにはいられません。

 冒頭で登場した宗俊さんも、どうやら苦しい恋をしてしまったようです。



 

 
[作成日]2021-10-02
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