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こんにちは。

　本日で、第三話は終わりです。

　事件は解決し、濡れ衣を着せられていた若い内官は、無罪放免となりました。
　その一方で、罪のない今ひとりの内官の若い生命は残酷な楊内官に奪われてしまったのですね。

　事件は解決したものの、救いようのない雰囲気が残ります。

　明華が眼にしたのは、彼女一人を愛していると言いながら、既に関係を絶ったはずの妃を抱きしめるヨンの姿でした。

　まだしも救いは、ヨンがキム淑儀の罪を公にしなかったこと、
　彼女がひそかに出産し、子どもが無事に生まれたことでしょうか。

　しかしながら、キム淑儀は出家して尼となり、亡くなった人たちの菩提を弔う念仏三昧の生活に入りました。

　この後、二度と表舞台どころか、世に出ることはなく一生を終えたのです。

　彼女が秘密の恋人と持った儚い逢瀬の代償として失ったものは、あまりに大きかったのですね。

　さて、次回から第四話に入ります。

　第四話は冒頭の紹介にもありますように、

　「ヨンと明華がまさかの○○？」です。

　騒動には何かと縁がある二人です、一体、何が起こるのでしょうか。

　ここまでご覧頂き、本当にありがとうございました。

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