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こんばんは。

　今日はキム淑儀とヨンのシーンです。

ー私たちは夫婦でありながら、求める相手はそれぞれ別にいた。そして、それが不幸の元だった。

　ヨンの言葉が重たい意味を持って、ヨン自身とキム淑儀の胸に響いたことでしょう。

　ヨンがキム淑儀に対して「好き」という言葉を使ったように、明華が現れるまで、彼女はヨンの一番のお気に入りでした。
　しかし、キム淑儀の心に棲んでいたのは良人であるヨンではなく、引き裂かれた恋人だったのですね。

　かつて「良人」と「妻」であり、また幾度もの夜を共に過ごした相手同士だからこそ、残酷な真実が露見してしまえば、救いようのない虚しさが漂ったのかもしれませんー。

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