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こんにちは。

　本日、「二人の王」の存在する意味がほぼすべて明らかになりました。

　ソファが愛した「王」は、あろうことか影の王、つまり影武者だったのですね。

　そして、ソファは「王」の生きてきた道はソファよりも更に過酷なものであったことを知ります。
　何とも酷い話です。
　正妻が怖くて大っぴらに浮気もできない癖に、その女を諦めることはできず、未練たらたらで寵愛を続けて妊娠させた。
　男として父親として責任を取るどころか、妻に知られないように女とは縁を切り、少々の手切れ金で追い払う。
　
　「王」の母は、側室にさえして貰えず体よく捨てられたのですね。
　それでも、彼の母は子供の誕生を心から喜び、生まれた子供をシングルマザーとして懸命に育てていました。
　しかし、母子水入らずのささやかな幸せもやがて今度は正妻に奪われます。
　
　生まれた王子が病弱な我が子にうり二つと知った正妻は、愛人の子を利用することに決めました。
　ソジン世子もその正妃【寛徳大妃】も、夫婦揃って、この気の毒な母子をとことん利用したといえます。

　自分の名前さえ、知らないー。
　「王」の激白は、ソファの予想以上のものでした。

　更に、両親が理不尽に惨殺された真の理由もまた明らかになろうとしていますー。

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