作者ページ

kalraさんの日記

祝・ネコの運ぶ夢🎉ピックアップ2回目っ!?(初詣Ver.)
[作成日] 2026-01-12 13:13:09
あ〜空が青い・・・
初詣の列に並びながら、俺はぼんやりと空を見上げていた。
隣では音子がはふはふ言いながら、屋台の大判焼きを頬張っている。

「なほゆひひゃんも、はへまへん?」

ずいと紙袋を押し出してきたところを見ると『直行さんも食べません?』と言ったのだと思う。口にものを入れたまま喋るなよ、とは思うが、頬をちょっと赤らめて幸せそうに大判焼きを頬張る彼女が可愛くて、結局何も言わずじまいだった。

音子が大判焼きを食べ終わった頃、丁度、俺達の番が回ってくる。
お賽銭を投げ入れ、音子がガランガランと本坪鈴を勢いよく鳴らす。

深く、二回の礼
そして、二拍手
手を合わせて祈る

俺が願うことはひとつだ
『神様・・・隣りにいる俺の妻が・・・ずっと、ずっと幸せでありますように』

そして、一礼。

俺が祈り終わっても、音子は手をまだ真剣な面持ちで祈っていた。
白く美しい肌、肩を超すほどのサラサラの黒髪。薄く化粧した横顔は神社の清涼な空気に似合う凛とした佇まいを見せていた。

普段がおちゃらけているというか、甘えん坊な彼女だが、こうしてみると、本当に整った顔立ちをしている。彼女が俺の妻だというのが、いまだに信じられない。

「直行さん!おみくじ行きましょう!!」

お参りが終わると音子がおみくじにすっ飛んでいった。
がちゃがちゃとみくじ筒を振り、一本引き出す。巫女さんにそれを渡すと、おみくじ紙に交換してくれる。

ん?

ふと見ると、みくじを受け取った音子が、何やら目を見張ってびっくりした顔をしていた。カタカタと肩まで震えている。

「どした?」
「う・・・うん・・・こ・・・これ!これ!」

やや興奮気味に俺に見せてきたクジ紙にはこうあった。

『超大吉・ピックアップおめでとー♪』

それを見た、俺の目もまんまるになる。
「すっごいですね!私たちのお話・・・またまたピックアップです!」
音子が嬉しそうにクジ紙を両手で持ったままくるくると踊りだす。

そんなことがあった帰り道、そういやお前さっき何を祈ってたんだ?と聞いたら、
「早く直行さんと姫初めできますようにって♪」
などと言われ、飲んでた甘酒を吹き出しそうになった。

「あれ?直行さん、おみくじ引いてないですよ?」
音子が今更、言う。

ああそれはいいんだ。

だって、お前がいる毎日は、俺にとっていつでも大吉だから・・・な

日記へのコメント

ね、ネコが・・・ネコがぁ!!
って、朝からなってました(〃∇〃)

二年前に完結したお話が、今、ピックアップだなんて!!

思い返せば、このお話、初めてメッセージ貰って、初めてレビュー貰って、初めてピックアップしてもらえた思い出の作品です。

市ノ瀬さんと音子は私の中でも最も好きなカップルのひとつ。
互いに互いを必要として、互いに互いを思いやる。
私の理想のカップルなんですよね。

今回はお正月少し過ぎちゃいましたけど、初詣Verでお届けしました。
結婚後の市ノ瀬&音子の生活をイメージしていただけたら幸いです。

この作品を愛してくれたすべての人に
幸多からんことを!

Kalraでーした♪
[投稿者]kalraさん [投稿日]2026-01-12 13:18:22

ユーザーメニュー

無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ