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エブリデイ
第3章 意識した瞬間から
その行動が照れ隠しなのだとしたら、向かった方向は明後日の遥か彼方である。
「ともかく、さ。ミッションⅠ(ワン)クリアってことで、次にいってみよっか」
ミッションⅠ――どうやら、キスのこと?
そんなことはともかく、僕は数瞬後に広がった光景に、思わず目を疑った。
「は――?」
何の変哲もない、それは白地のTシャツ。
寺井は徐に交差させた腕でその裾を掴み、なんの躊躇もなく――ガバッ、とたくし上げた。
「ふう……」
すっぽりと首を抜き、息をひとつ。
「……」
肩口から鎖骨の辺りの白い肌と――
ブラジャーと、それが覆ってる微細な胸の膨らみが――
当然であるように、僕の視線を釘付けにしていた。
「ともかく、さ。ミッションⅠ(ワン)クリアってことで、次にいってみよっか」
ミッションⅠ――どうやら、キスのこと?
そんなことはともかく、僕は数瞬後に広がった光景に、思わず目を疑った。
「は――?」
何の変哲もない、それは白地のTシャツ。
寺井は徐に交差させた腕でその裾を掴み、なんの躊躇もなく――ガバッ、とたくし上げた。
「ふう……」
すっぽりと首を抜き、息をひとつ。
「……」
肩口から鎖骨の辺りの白い肌と――
ブラジャーと、それが覆ってる微細な胸の膨らみが――
当然であるように、僕の視線を釘付けにしていた。

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