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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第21章 冷酷な感情

「構わないからお帰りいただいてと…」
「ふんっ…じゃぁこれだけ渡して?言っておくけど本物ですから。」
そうして1枚の葉書と地図をおいて荷物を持つと女性は屋敷を出た。
その置いて行かれた物を見て新田は顔が曇った。
「…うそ……」
「…え?」
そう。そこにかかれていたのは黒野の両親が亡くなった、その告別式と葬儀の知らせだった。
「こんな事ならちゃんと言えばよかったじゃない。」
「もう一回連絡しなきゃ」
「…そうよね!」
そうして今度は新田が黒野にかけた。少しして通話はつながる。
「あ、黒野様!」
『はい?新田さんですか?帰りましたか?』
「ふんっ…じゃぁこれだけ渡して?言っておくけど本物ですから。」
そうして1枚の葉書と地図をおいて荷物を持つと女性は屋敷を出た。
その置いて行かれた物を見て新田は顔が曇った。
「…うそ……」
「…え?」
そう。そこにかかれていたのは黒野の両親が亡くなった、その告別式と葬儀の知らせだった。
「こんな事ならちゃんと言えばよかったじゃない。」
「もう一回連絡しなきゃ」
「…そうよね!」
そうして今度は新田が黒野にかけた。少しして通話はつながる。
「あ、黒野様!」
『はい?新田さんですか?帰りましたか?』

