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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第17章 幸せの向こう側

「うん!私もいる!」
「だそうだ。」
「はい…ッ」
涙を堪えるかのように俯いた黒野をのぞき込んだ愛良は心配そうに聞いた。
「ゆーと…痛いの?」
「違います…すみません…」
「痛かったら言ってね?お手伝いするから!」
「ありがとうございます。」
そう言うと笑いかけた黒野。はぁ…と溜め息を吐いてそれ以降は話をしなかった。そんな当主を横目で見ながらクスクスと笑う愛良の母。
「そんなに寂しそうな顔しなくても。」
「別に…」
「今すぐどうって訳じゃないんですから」
「当然だ。」
「でも安心じゃないですか?黒野君なら。」
「まぁな…」
そうつぶやいていた。
「だそうだ。」
「はい…ッ」
涙を堪えるかのように俯いた黒野をのぞき込んだ愛良は心配そうに聞いた。
「ゆーと…痛いの?」
「違います…すみません…」
「痛かったら言ってね?お手伝いするから!」
「ありがとうございます。」
そう言うと笑いかけた黒野。はぁ…と溜め息を吐いてそれ以降は話をしなかった。そんな当主を横目で見ながらクスクスと笑う愛良の母。
「そんなに寂しそうな顔しなくても。」
「別に…」
「今すぐどうって訳じゃないんですから」
「当然だ。」
「でも安心じゃないですか?黒野君なら。」
「まぁな…」
そうつぶやいていた。

