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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第12章 最上のバースデイ
そう聞く黒野に愛良は逆に聞いた。
「ゆーと何欲しい?」
「お嬢様」
「もぉ…そうじゃないの!お人形とか服とか!」
「それはお嬢様が欲しいものでしょう?」
「違うよぅ!」
そうして黒野の胸元をトントン叩いた。その手を取り真顔で愛良に切り出した。
「本気だよ?愛良がそこにいてくれるなら俺は誕生日プレゼントは何もいらない。」
「…ゆーと…でもそれじゃ…特別でも何でもないよ…」
「解っていないですね…お嬢様は…」
「…でも……」
そうしてそっと抱き寄せると首筋に顔を埋めた黒野は耳元で囁いた。
「俺にとってお嬢様が…愛良が居てくれることが一番なんだよ。」
「ゆーと何欲しい?」
「お嬢様」
「もぉ…そうじゃないの!お人形とか服とか!」
「それはお嬢様が欲しいものでしょう?」
「違うよぅ!」
そうして黒野の胸元をトントン叩いた。その手を取り真顔で愛良に切り出した。
「本気だよ?愛良がそこにいてくれるなら俺は誕生日プレゼントは何もいらない。」
「…ゆーと…でもそれじゃ…特別でも何でもないよ…」
「解っていないですね…お嬢様は…」
「…でも……」
そうしてそっと抱き寄せると首筋に顔を埋めた黒野は耳元で囁いた。
「俺にとってお嬢様が…愛良が居てくれることが一番なんだよ。」

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