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2人だけ、ヒミツの残業
第4章 第4章 受付嬢・優花 【前編】

「部長、この企画なんですけど……」
先日、オフィス内で一緒に残業をした響子が尋ねてくる。
「あぁ、それは月末でも構わないよ。急ぎの案件じゃないからね」
「あ、はい。そうですね」
響子は少しガッカリしたような表情を浮かべた。
「その代わり、月末に仕事が進んでいないようだったら、悪いけどまた一緒に残ってもらうよ」
俺が真剣な仕事モードの顔のまま言うと、響子は他の社員に分からないくらいのうっすらとした笑みを浮かべて、
「はい、その時はまたよろしくお願いします」
と恥ずかしそうに小さな声で答えた。
先日、オフィス内で一緒に残業をした響子が尋ねてくる。
「あぁ、それは月末でも構わないよ。急ぎの案件じゃないからね」
「あ、はい。そうですね」
響子は少しガッカリしたような表情を浮かべた。
「その代わり、月末に仕事が進んでいないようだったら、悪いけどまた一緒に残ってもらうよ」
俺が真剣な仕事モードの顔のまま言うと、響子は他の社員に分からないくらいのうっすらとした笑みを浮かべて、
「はい、その時はまたよろしくお願いします」
と恥ずかしそうに小さな声で答えた。

