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タイムリミット。
第3章 任務完了。
女は変態を隠す為に純情を装う。
男は純情を隠す為に変態を装う。
んー
逆もまた然り。
賢は、目の前の惨状を眺めながら、ふと どこかで読んだ 男女心理の言葉を思い出す。
もしもの事を考え、尚子に部屋の鍵を閉めるなと言っていた自分を褒めてやろう。
後から入って来た淳が、
『げっっ、ヘビーぃ』
と、一言
そうだよな。他人の後始末なんて、早々体験できないよな。
淳の呟きに同意する賢。
2人とも、真っ裸で躰には昨夜の名残の液体がその肌に付着している。
計画は遂行されてはいるが、証拠隠滅に失敗した模様。
しょんねーな
と、思い野村の手首の拘束をとる。
『あっ、すみません』
野村が、反応する。
拘束を外され、状態を起こしベットの下に落ちていたカバーを拾い、尚子の躰にふわりと被せ、
『大変申し訳ないのですが…
なぜこのような事になっているのか、状況説明をお願いできないでしょうか』
野村が、賢に問うた。

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