この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
他人の妻、親友の夫
第4章 未達の悦び
愛液で満たされた狭き筒道を尖らせた彼の情愛が密着する。
二人はその一部分に神経を集中させていた。
妻の腕が背に回され、離れがたい想いが通い会う。
腰を引けばその腕は逃すまいときつく締まり、圧せば愛しさできつく締まった。
絡まりあっているのは身体だけではなかった。
「理依さん……愛してる……」
「私も……」
言葉にすれば陳腐なのかもしれない。そもそも想いを言葉にするというのには限界がある。
本当に伝えたい気持ちをなんと表現すればいいのか、分からなかった。
文章のようにゆっくりと時間を与えられ、何度も書き直せるならば少しはましなのかもしれない。
それでも秋彦は言葉にしなくては気が済まなかった。
たとえ声にして、大気に触れた瞬間腐蝕してしまったとしても。
彼は必死に、もがくように、腰を突き動かし、彼女の中を感じていた。
二人はその一部分に神経を集中させていた。
妻の腕が背に回され、離れがたい想いが通い会う。
腰を引けばその腕は逃すまいときつく締まり、圧せば愛しさできつく締まった。
絡まりあっているのは身体だけではなかった。
「理依さん……愛してる……」
「私も……」
言葉にすれば陳腐なのかもしれない。そもそも想いを言葉にするというのには限界がある。
本当に伝えたい気持ちをなんと表現すればいいのか、分からなかった。
文章のようにゆっくりと時間を与えられ、何度も書き直せるならば少しはましなのかもしれない。
それでも秋彦は言葉にしなくては気が済まなかった。
たとえ声にして、大気に触れた瞬間腐蝕してしまったとしても。
彼は必死に、もがくように、腰を突き動かし、彼女の中を感じていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


