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人妻淫ら調教
第31章 縄の軋みに
 ローターの目盛りを真ん中に上げ、五郎は玲奈の思考力を奪った。


「んん、、五郎、さま、、だめっ、、ひとの、目が、、んぁ、、いっ、、、」


「ふっふっ、そや、お前はここで完全に生まれ変わるんや。俺の奴隷としてな。ふふっ、車に行こか?お楽しみが待ってるで。」


 言い終わるとローターのスイッチを完全に切ると、人妻の様子を冷たく観察していた。
 ローターからの刺激が無くなると共に、潮が引くように快感も玲奈の肉体から引いて行き、思わず求め始めている彼女自身を呪っていた。


(んん、ローター、、止まった、、いけん、、欲しがって、る、、んん、、私、、いけん、、)


 理性では分かっていても、彼女の肉体と心は五郎の加虐を求めていた。
 玲奈を抱えるように席を立ち、レストランを出て駐車場へゆっくりと歩き始めた。


「玲奈、大丈夫か?朝から、責め続けやからな。そろそろイカしてやるわ。車の中でな。」


「えっ、車の中って、、あの、この時間に、ですか?」


 五郎の言葉に彼女は、彼の普段の車を想像しながら、聞いていた。


「あぁ、この時間にさ。車はあれや。ふふっ、どれだけ騒いでも外には、漏れんぞ。クククッ。」


 五郎の指差す先に玲奈は、思いもしなかった車を見ていた。


「これって、キャンピングカー、ですか?ん、これに、乗るん?」


 玲奈の疑問に答えるように、


「うん、キャンピングカーや。どんなに騒いでも、外には漏れへん。完全な密室や。」


 楽しそうに笑う五郎の顔を見ながら、玲奈は男の正体に不安を感じていた。
 しかし、口から出た言葉は不安を隠すように、


「この中なら、何をしてもわからないんですね。少し怖いような。」


「ふふ、その通りや。怖いって?この中で、お前は家畜奴隷がどんなもんか、身体と心に刻み込ませてやるわ。まっ、オイオイかな?ふふっ。」


 家畜奴隷という言葉に、玲奈は恐怖と同時に女の芯が熱く疼くのを感じていた。


「あの、別荘へはいつ頃?ごめんなさい、五郎さま。気になって、ん、。」


「ふふ、仕上げの場所が気になるか?ふふふ、お前に取っては地獄になるだろうがな。場所は南淡や。鳴門の海がすぐに見える。まあ、元には戻れんかな?クククッ。」


 五郎の顔に悪辣な笑いが広がり、玲奈を絶望の暗い淵へ追いやった。
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