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Birthday’s
第2章 10月ー沙織の誕生日ー
食事が終わったのが午後8時半。
祥悟くんが、
「じゃあ、そろそろ行く?」
と、ポケットからオークラのロゴの入ったカードキーを出した。
「え、お泊まりって、もしかして、ココ?」
「そうだよ?」
「え、でも、前に祥悟くん、こういうホテルではちょっと、って言ってなかった?」
祥悟くんは微笑んで
「今日は特別な日でしょ?だから、嫌じゃない方の部屋」
そ、それって、もしや…
部屋が幾つもあったりするような…?
祥悟くんの後ろについて行った先は…スイートルーム。
祥悟くんが、
「じゃあ、そろそろ行く?」
と、ポケットからオークラのロゴの入ったカードキーを出した。
「え、お泊まりって、もしかして、ココ?」
「そうだよ?」
「え、でも、前に祥悟くん、こういうホテルではちょっと、って言ってなかった?」
祥悟くんは微笑んで
「今日は特別な日でしょ?だから、嫌じゃない方の部屋」
そ、それって、もしや…
部屋が幾つもあったりするような…?
祥悟くんの後ろについて行った先は…スイートルーム。

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