この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断のりんご
第1章 初めてのこと
だから何だか恥ずかしくて
どうして良いか分からなくて、目を反らしてしまった。
だけど雄太なら、怖くなかった。
いつも気を遣えて優しい雄太なら
きっと私のことを大事にしてくれる。
そんな気がした。

ゆっくりと口を開いた。
「私も、好きだよ」

この夜から、雄太と付き合うことになった。

ゆっくり近づいて来る雄太を見ていたら
目を閉じるのを忘れた。

唇が軽く触れるぐらいの、軽いキスだった。
きっと私が、それ以上したことなかったから。
雄太の優しさを感じた瞬間だった。

柔らかくて優しい、キスだった。

「もう1回して?今度は……大人のやつ。」
自分で言ったのに恥ずかしくなって
俯いてしまった。


顎をクイッと上に向けられ、唇が重なった。
舌を絡ませるいやらしい音が響く。
「んんっ……んあっ……//」
息が苦しいぐらい濃厚で、でも優しいキスだった。

きっとわずか1分もないキスだった。
だけど私はいっぱいいっぱいで、もっと長く感じた。


「…送るよ。」
覚悟を決めていた私にとって想定外の一言だった。
「え、でも……」
雄太は少し照れて目を反らして言った。
「これ以上は止まんなくなるから、ほら行くぞ。」
ズボンの下で大きく反り勃つソレを鎮めようと、立ち上がる。
そんな彼の優しさが嬉しくて、愛しくて仕方なかった。

サークルを決めるのに一晩寝ないでカラオケで話し合ったり
プレゼンの資料が終わらなくて雄太を付き合わせたり
近所のファミレスで試験勉強したり
出会ってたった3ヶ月なのに
思い出が沢山あって、胸がきゅっと締め付けられる。
まだまだ期間は浅いけど、時間をいっぱい共有して
いつも私のことを大事にしてくれてきた。

初体験への恐怖もあったけど、
気がついたら雄太の広い背中にぎゅっと抱きついていた。
「いいよ……。私、雄太とならいいの。大好きだから……。」
雄太は少し驚いたようだったけど、
帰りたくないとわがままを言う私を見て諦めたみたいだった。
がっしりとした腕で私を抱き上げてベッドに連れて行った。

さっきより、少し強引な雄太。
押し倒した私の腕を押さえて唇を奪った。
「え、ちょっと……んんっ//」
だめだ、力を入れても全然動かない。
/31ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ