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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
「大好きな人に抱いて貰えることが、です」

思わず泣いてしまっている自分が嫌いになりそう。
我慢しても涙が勝手に出てくるんだから仕方ないけれど。

「あぁ?嘘つけよ。好き?俺を?なんで?意味がわかりません」

八反田さんは、私からますます気持ちを遠ざけて呆れた顔をしていた。
勇気を振り絞って告白しているのに……。
ちょっと怒っているのはなんでかな?

「出会って間もないし、俺のことを全く知らないくせに、よくそんな簡単に、好き、なんて言えるな。だいたい好きってなんだよ。俺の人脈が?地位が?金なんてあるわけじゃないのは分かるよな?俺に惚れてるなんて嘘だ。からかうのはよしてくれ。風間みたいに可愛い子は、だいたいそうやってブサイクな男をだまくらかすんだよ……」

クドクド始まったのは、八反田さんが私をおまたが緩い女の子だって勘違いしてるからだと悟った。
この人は瞬間的に沸騰してしまうと、無我夢中に女の人みたいに言葉が止まらなくなるらしい。
お説教、好きそうだもんね。
これって女々しいっていうのかな。
内面は熱しやすい性格なのだと思う。
そう、八反田さんのダメなところ。
欠点てやつ。
こういうのが苦手な人、結構いそうだな。
でもね、八反田さん。
私、そんなところも、好きだな。
だって言ってること全部、私には正論に聞こえるよ。

「嘘なんて、ついてません」

私は八反田さんに押し倒されながら、早口でまくしたてる彼を下からじっと見つめて考えていた。
どうしたら、私のこの切ない気持ちがこの人に伝わるだろう。
考えて、考えて、ふと私のスカートのポケットの内側を思い出した。
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