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インスタントコーヒー
第6章 本当の気持ち〜結城先生side〜

インスタントコーヒーを入れて、
結局買ってしまったスティックシュガーとコーヒーフレッシュを添える。

買っといてよかったな、
いや、あの時手に取ったのはアヤがもう一度来る運命だったからなのかもな、

とかアホなことを考えながら
昨日みたいにソファーに並んで座った。

俺は理性を保とうと必死だった。

それなのに、俺の頑張りを無にするかのように
今度はアヤの方から唇を重ねてきた。

こいつ、キス、嫌じゃなかったのか…?

目を閉じてオレとのキスを堪能するアヤは
驚くほど色っぽくて、こんな顔見て、
我慢できるはずがなかった。

ゆっくりとアヤの口をこじ開ける。

俺はもう、アヤを堪能するのに必死だった。

アヤは、しっかり俺に答えてくれた。
荒削りで、不器用で、まだまだ若くて
でもそんなアヤの舌の動きが逆に俺を燃えさせる。
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