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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第14章 訊問

「こっち側の話だよ」
「……っ」
「掘られた経験はなし、という事でOKかな」
「な…ッッ」
ズルッ‥
ナツは貞操の危機を前にして立っていられない。
自販機に背を付けたままへたりこんだ。
「フフ、どうしたの?座り込んじゃってさ…」
目線の位置が変わり、今度はスミヤが見下ろす番。
「まさか…ここで始める気かい?案外、積極的なようで嬉しいな」
「うわー!違います!俺、ほんっとに女の子にしか興味ないんで…っ」
「初めは誰でもそう言うものだよ」
胸のボタンを外していくスミヤの姿に、ナツは激しく手を振って否定する。
だが彼は聞く耳を持たない。

