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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第12章 もっと深い トコロ で

彼の手が今度は太ももを擦る。
「…見ない…で…っ…」
ミレイは脚をすり合わせ、できうる限りの力をこめて閉じた。
正常でない思考でも、これ以上が許されないことだけは彼女にもわかる。
「ダ、メ…! 触っちゃ…っ」
…だからせめて、言葉だけでも拒否をする。
「駄目…?可笑しなことを言うね…」
けれど相変わらずミレイの身体は弱々しく恥じらうだけで男を拒めない。だからスミヤは笑っていた。
「ここ…、大きなシミができている」
「…見ないで‥ハァ、見ないで…!!」
「ふ…」
撫で回していた手を内ももに差し込み、スミヤは彼女の左脚を少しだけ持ち上げた。
そこに隙間ができて
恥ずかしい所が彼の前に開かれる。

