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恋花火***Special Starmine
第5章 恋する乙女

タケルにもよくガキって言われるし
いい女系にはほど遠い…
「…でも!タケルは私のこと好きだもん!」
「それあなただけが思ってるんじゃない?」
なんだこいつら!?
やたらガツガツ言ってくる…
「まぁいいよ、信じるよ。」
「信じてくれましたか!?ありがとうございます!」
「彼女があなたなら、簡単に奪えそー笑」
え!!ひどい!!
それひどい!!
葵ちゃんのおかげで最近は元気になってたけど
さすがにこれはひどい……
「…無理だと思うよ。」
ボソッとそんな声が聞こえて振り向くと
そこには美波が立っていた。
「この子の良さがわかんないあんた達には、大石タケルは落とせないよ。」
「はぁ?あんた誰?」
すると美波は、「…大石タケルの彼女の…親友…?」
そう呟いた。
「菜月…、ごめんね。」
「美波…」
「私ひどいこと言った。本当はね…私、本当は…」
「うん、美波!聞かせて!美波の気持ち!!」
「…菜月のこと、大好きなんだ…。だからお願い、嫌いにならないで。」
美波は急に泣き出した。
「まーあれだ。大好きだと喧嘩することもあるよねー」
いつのまにか女子高生たちも慰めていた。
なんなの君たち。笑
「そうだよ美波!それに私、美波のこと嫌いになったなんて一度も言ってないよ!?」
「だって…菜月は自分の世界をどんどん広げてくじゃん。」
「私の世界って!?」
「クラスの友達とか…、あとは先輩に可愛がられて、後輩にも慕われてて…」
「わーかった!あんたそれただのヤキモチだろ!?親友とられて寂しいんでしょ!」
女子高生のツッコミ。だから君たちなんなのって。笑
「…そうなの。寂しかった。」
「もー!美波!バカバカバカバカ!!」
なんて可愛い奴なんだ!
思わず抱きしめると、美波はまた、泣いた。
「つーかあんたら試合間に合うの?」
「えっ今何時!?」
「試合開始まであと10分?」
「ぎゃー!」
謎の女子高生たちに礼を言い、私たちは走り出した。
ガッシリと強く、手を繋いで。
いい女系にはほど遠い…
「…でも!タケルは私のこと好きだもん!」
「それあなただけが思ってるんじゃない?」
なんだこいつら!?
やたらガツガツ言ってくる…
「まぁいいよ、信じるよ。」
「信じてくれましたか!?ありがとうございます!」
「彼女があなたなら、簡単に奪えそー笑」
え!!ひどい!!
それひどい!!
葵ちゃんのおかげで最近は元気になってたけど
さすがにこれはひどい……
「…無理だと思うよ。」
ボソッとそんな声が聞こえて振り向くと
そこには美波が立っていた。
「この子の良さがわかんないあんた達には、大石タケルは落とせないよ。」
「はぁ?あんた誰?」
すると美波は、「…大石タケルの彼女の…親友…?」
そう呟いた。
「菜月…、ごめんね。」
「美波…」
「私ひどいこと言った。本当はね…私、本当は…」
「うん、美波!聞かせて!美波の気持ち!!」
「…菜月のこと、大好きなんだ…。だからお願い、嫌いにならないで。」
美波は急に泣き出した。
「まーあれだ。大好きだと喧嘩することもあるよねー」
いつのまにか女子高生たちも慰めていた。
なんなの君たち。笑
「そうだよ美波!それに私、美波のこと嫌いになったなんて一度も言ってないよ!?」
「だって…菜月は自分の世界をどんどん広げてくじゃん。」
「私の世界って!?」
「クラスの友達とか…、あとは先輩に可愛がられて、後輩にも慕われてて…」
「わーかった!あんたそれただのヤキモチだろ!?親友とられて寂しいんでしょ!」
女子高生のツッコミ。だから君たちなんなのって。笑
「…そうなの。寂しかった。」
「もー!美波!バカバカバカバカ!!」
なんて可愛い奴なんだ!
思わず抱きしめると、美波はまた、泣いた。
「つーかあんたら試合間に合うの?」
「えっ今何時!?」
「試合開始まであと10分?」
「ぎゃー!」
謎の女子高生たちに礼を言い、私たちは走り出した。
ガッシリと強く、手を繋いで。

