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第13章 Affair

何度彼のモノが中でこすれたことだろう


彼の顔を見ればそろそろ限界なんだろうなと
思うのもわかるようになった私は
彼の首元に手を回してギュっと強く抱きしめた



「いいですよ…たくさん…あっ…出してくださ…」




「イ…イきますよっ…」







彼の腰の動きが早くなって私の中に彼の熱い
液が注ぎ込まれると小さく身震いして

荒い息で私を抱きしめる




「はぁ…はぁ…気持ちよかったです…」

「私も…すごくよかったです」





彼の腕の中で何度も感じた自分を思い返して
少し照れて…

だけど頭の中に出てくるのは今日の晩御飯のこととか
旦那の帰ってくる時間とか、子供のおやつとか…


やっぱりそういうの考えると

あー、自分ってやっぱり女じゃなくて主婦であり
母であり…


恋愛ごっこしてる暇なんてない存在だと思えば
寂しくなってきて

自然に涙だって溢れてくる