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いきたい
第11章 ヒトリボッチ
彼が死んだ。


それは紛れもない事実。



葬儀にも出席させてもらったし、お通夜だって出席させてもらった。



でも、今もここに居る気がしてその死んだという事実そのものをなかったものにしたくなって・・。


結局フラフラと歩いて戻ってきたのはルームシェアしている場所。



「ただいま」


「おかえり・・。梓乃、これからどうするの?」


どうしよう?

売りはやめると誓った。


彼が死んだからまた始めるのもアリだけど、それは彼が悲しむだろう。


私を一度信じて、それで結婚しようとまで言ってくれたんだから。


だったら、またやり始めるべきではない・・。



「私は・・どうしたらいいと思う?」



答えはひとつしかないから


だから聞かないでもわかってた。



でも、きいて確かめたかったんだ。


その答えを知るのは私しかいないというその返答を聞きたかったんだ。
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