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禁断の果実に口づけを
第7章 理性と欲望の狭間
車を運転して、真っ直ぐ、自宅に帰ろうとする理性。
欲望のままに突っ走り、セックスをしたくなる衝動。
ハンドルを握りながら、理性と欲望の狭間を行き交う。
そんな中、まだ開いているデパートに駆け込んでいた。
急いで、お目当ての物を買い物をし、車に戻りまたハンドルを握る。
行き先は……
その行き先は、私しか選べない………
悩みの中から生まれる、自分の本音。
もう既に、行き先は伸介の住むボロアパートに決まっていたのかもしれない。
車をアパート近くのパーキングに停めて走った。
伸介の部屋のドアチャイムを鳴らしていた。
中から伸介が出てきて、洋子を部屋に入れる。
靴を脱いで中に入ると、いきなり、敷きっぱなしの布団に押し倒された。
荒々しく、伸介は洋子の上に跨り洋子の動きを止めた。
スーツの上着を脱がし、ブラウスのボタンも乱暴に外し、ブラも上にずらして乳房を曝け出される。
もう、既に洋子の巨峰乳首はピンと勃っていた。
「下着、つけてくるなって言っただろ?
やっぱ残念な女!」
「……恥ずかしかった…
恥ずかしかったから……」
デパートで真新しく買った下着を身につけてきたが、伸介の機嫌を損ねた事で涙目で訴える洋子。
「まぁ、昨日より可愛げはあるから許してやる!」
伸介はそう言うと、スカートを捲り上げ乱暴にストッキングを破る。

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