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LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
「えと、じゃ、ここにお名前と連絡先をご記入お願いします」
差し出した用紙に、少し右上がりのカチッとした文字で書かれたのは
『一ノ瀬柊二』
いちのせ、しゅうじ、くん。
柊二くんていうんだ。
ほわーっとのぼせた私は、自分が名乗っていない事に気づき、慌てて名刺を渡す。
「神崎…美都さん? へえ、綺麗な名前ですね」
ほ、褒められた!?
私の名前を知ってもらえて、褒めてもらえた。
横目で姿を追うだけだった憧れの人と、会話をしてお店に誘って名前まで知れた。
そしてこれから、その髪に触れちゃうんだ。
差し出した用紙に、少し右上がりのカチッとした文字で書かれたのは
『一ノ瀬柊二』
いちのせ、しゅうじ、くん。
柊二くんていうんだ。
ほわーっとのぼせた私は、自分が名乗っていない事に気づき、慌てて名刺を渡す。
「神崎…美都さん? へえ、綺麗な名前ですね」
ほ、褒められた!?
私の名前を知ってもらえて、褒めてもらえた。
横目で姿を追うだけだった憧れの人と、会話をしてお店に誘って名前まで知れた。
そしてこれから、その髪に触れちゃうんだ。

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