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非常階段
第1章
抜いた後から俺の吐き出したものが、糸を引いて床にしたたり落ちた。
莉奈はまだ、ドアに手を付いたままだ。
「私のバッグの中にウエットティシュがあるの、それで拭いてもらえる?」
顔をバッグのある方に向けた。
俺はウエットティシュを取り出すと、正面にある莉奈の濡れた場所に押し当て、ぬぐった。
ぬめりの量の方が勝り、良く拭き取れない。
ただ表面をすべるだけだ。
何枚か目でやっと粘膜に届き、そこをきれいに拭きあげた。
「ありがとう……」
莉奈が体を起こし、パンティーを履き始めた。
俺も脱いだものを拾った。
「今日はすごい量だったわね……どうかしたの?」
俺はふっと、鼻で笑ってから答えた。
「君があまりにも煽るからさ……まったく君は商売上手だね?」
莉奈はまだ、ドアに手を付いたままだ。
「私のバッグの中にウエットティシュがあるの、それで拭いてもらえる?」
顔をバッグのある方に向けた。
俺はウエットティシュを取り出すと、正面にある莉奈の濡れた場所に押し当て、ぬぐった。
ぬめりの量の方が勝り、良く拭き取れない。
ただ表面をすべるだけだ。
何枚か目でやっと粘膜に届き、そこをきれいに拭きあげた。
「ありがとう……」
莉奈が体を起こし、パンティーを履き始めた。
俺も脱いだものを拾った。
「今日はすごい量だったわね……どうかしたの?」
俺はふっと、鼻で笑ってから答えた。
「君があまりにも煽るからさ……まったく君は商売上手だね?」

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