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秘密のキスは蜜の味【完結】
第6章 ダメなのに惹かれてく
「ねぇ葉瑠?…俺に逢いたかった?」言って?
鏡也君の言葉に鼻の奥がツンとして涙が溢れてくる
どうしよ!
「………………!」コクンと頷いた!
胸がギュッって苦しくなるよ。
「逢いたいって想ってくれて嬉しいよ」
そんなこと言うから……泣かないように必死にこらえてたのに…涙がこぼれちゃう!
鏡也君は後ろから覗き込んで
「泣き虫!」
「……んっ…鏡也君の…せいだ」
どうしたらいいか分かんない
肩を持たれて向きを変えるとジィーと私を見つめてくる「……見ないで」って顔を背けた
クスッ「泣いてる葉瑠もカワイイ」
私の涙を指で拭って抱き締めてくる。
しばらくすると私の顔を覗き込み頬を包んだ……
「葉瑠…逢いたかった。」
親指で唇を優しく撫でるとゆっくりと顔を寄せ下唇を甘噛みする。
どうしよう……溢れる感情が止められない。
ドキドキして優しいキスに蕩けそう。
だんだんと荒くなる呼吸に気持ちが昇ってくる
「葉瑠…好きだよ、嘘じゃないから」
「鏡っ也…くぅっ…」
私の腰を強く引き寄せ既に昇る自身をグイッと私に押し付けてきた!
「ハァ…葉瑠…はるぅ」
鏡也君の舌が私の舌を追い掛けてくるから、観念するかのように舌を差し出した‼
舌を絡めては吸い付き角度を変えてはまた吸い付き何度も何度も繰り返す……

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