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第20章 ・・・Final episode

「何してんの？」


「なんとなく、今日かなーって…」



「そっか、わざわざありがとう」



「頑張れよ」



「ユウマもね」



「おう


どうしても…結婚できなさそうだったら俺が嫁にもらって
やるから！いつでも帰ってこいよ！」



「やめてよ、お母さんの前で」





お母さんはそれを聞いてクスクスと笑う



「じゃあね、ユウマ
いっぱいありがとう」


「こっちこそ、色々と迷惑かけてくれてありがとな」




ユウマは目に涙を溜めてそんな冗談を言って私を笑わそうとしてくれる



だけど、全然足に力が入らなくてアクセルが踏めない



「サエコ…？」



「大丈夫…大丈夫だから」





「早く行けよ！ばーか！」



「言われなくても行くもん！」





ブーン…



ありがとうユウマ
ずっと私のそばにいてくれたことずっと忘れないから