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いとしい
第2章 まじる
顔あげて2人目があったら
私の中のスイッチが壊れた
火がついたみたいになって
ルカが欲しくて欲しくて堪らない
自分でもその衝動にびっくりしてたけど
彼ももう目がそんな感じで
でももうそんなのどうでもいい
みつめあって
また唇を重ねて
何度も何度も何度も欲しがって
息ができないくらい重ね続けて
お互いの髪ぐしゃぐしゃにしながら
本能に任せて絡みついた
唾液の匂いとか
香水の匂いとか
鼻息とか
ちょっと漏れる声とか
顔にあたる髪とか
手とか
全てのものが2人を駆り立てた
彼の唇が首筋に伝った時
すごく気持ちよくて
..はぁっっ
って声出ちゃう

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