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第1章 試着室

レジに向かって歩き出す。

「お疲れ様でした。
いかがでしたか？」
微笑みながら、こちらにやって来る彼女。

「じゃあ、全部頂いていくよ」

「有難うございます」

とびっきりの笑顔になる沙織。




多分、俺はかなり沙織に惚れている。

彼女が選んだスーツを着れば、仕事も楽しくなりそうな気がした。

休みが違う彼女に会いたくなって、自分の休みに会いに来てしまう。

彼女が仕掛けるエッチなサプライズは、ドキドキしながら期待している。

それに‥‥‥
彼女とこの後セックスをする。