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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第9章 小平太という男
「いや、俺はそんな下心があって待ってたわけじゃねえんだ。この間、美味い飯をご馳走になった礼にと思って」
 彼が懐から差し出したのは、櫛だった。無骨な手のひらに小さな飾り櫛がちょこんと載っている。黒地に蒔絵で小さく山桜が描かれ、桜花の所々には薄紅色の小さな花びらを象った石が貼り付けられている。
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