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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第19章 水蜜桃の戯れ
「たとえ姫が嫌がったとしても、今宵の私はもう止まれそうにない。許しておくれ、姫君」
 彼は熱い吐息とともに囁き、水蜜桃の雫で嫌らしく濡れ光る栄子の乳首を魅入られたように見つめた。
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