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セフレの彼は幼なじみ
第21章 夏祭り

僅かながら、空が光ると、ドーンという大きな音が響いた。
全員、思わず夜空を仰ぐ。
陸翔が何かを思い出したかのように言った。
「うわ、やっべ。花火が始まるぞ! 話は後回しで、とりあえず場所の確保に向かうぞ。絵莉花、例のスポットへ案内を頼む。多分、あそこなら人も少ないだろう」
首肯し、絵莉花が答える。
「了解! じゃあ、行きましょう。……菜那美さん、お足の方は大丈夫ですか?」
「あ、平気です。さっき、あんな嬉しいことがあってから、もう全然気にならなくて。絵莉花さん、お気遣いありがとう。案内よろしくね」
絵莉花に感謝の眼差しを向ける菜那美。
智孝も菜那美の方を向いて、「よかった」と呟いてくれた。
陸翔は黙って菜那美の髪を撫でてくれている。
絵莉花もホッとしたような表情を見せてから、全員に向かって言った。
「それでは、行きましょう。さっき上がった花火は、きっと試し打ちだから、まだ本番までは時間があるはず。間に合いますように」
そして、絵莉花を先頭にして、一向は、さっき絵莉花と智孝が行った方の道を歩いていった。
全員、思わず夜空を仰ぐ。
陸翔が何かを思い出したかのように言った。
「うわ、やっべ。花火が始まるぞ! 話は後回しで、とりあえず場所の確保に向かうぞ。絵莉花、例のスポットへ案内を頼む。多分、あそこなら人も少ないだろう」
首肯し、絵莉花が答える。
「了解! じゃあ、行きましょう。……菜那美さん、お足の方は大丈夫ですか?」
「あ、平気です。さっき、あんな嬉しいことがあってから、もう全然気にならなくて。絵莉花さん、お気遣いありがとう。案内よろしくね」
絵莉花に感謝の眼差しを向ける菜那美。
智孝も菜那美の方を向いて、「よかった」と呟いてくれた。
陸翔は黙って菜那美の髪を撫でてくれている。
絵莉花もホッとしたような表情を見せてから、全員に向かって言った。
「それでは、行きましょう。さっき上がった花火は、きっと試し打ちだから、まだ本番までは時間があるはず。間に合いますように」
そして、絵莉花を先頭にして、一向は、さっき絵莉花と智孝が行った方の道を歩いていった。

