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第1章 プロローグ

自分で言うのもなんだが、俺は、むかし流行りの３高。

今は３並っていうのが流行ってるらしいが、それでも、女たちは、まだまだ王子様に憧れる。

俺は、そんな女たちに夢を与え、一夜の恋愛ごっこを楽しむ。


どんな女でも良いわけじゃない。


バカっぽい女は嫌いだ。


馬鹿は馬鹿なりに、素直で可愛く見えたりもするが、

あいつらは、自分の事しか考えていない。

くだらない会話に、30分も笑顔を保てない。

男なら誰でも憧れるであろう、見た目は上品で、素直で可愛くて、夜は大胆。


自慢じゃないが、俺は、そんな女を見分ける。

動物的な感なのかもしれない。

少々お高く留まっていようが構わない。

甘い言葉、甘い雰囲気に女たちは弱い。

そんな女を落したときほど、俺の支配欲求を満足させる。