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第19章 茜、四人の前でのモデル

　茜は迷っていた。
　次回行くことにすれば、確実に近崎と性交することになるだろうということは、茜にも分かっていたので。
　近崎は「もうしない」とは言っていたが、そんなはずはないだろうと茜も思っていた。
　近崎が次回も暴走することは、目に見えている。
　それを理解しつつ、次回もアトリエへ向かうということは、気が引けた茜だった。
　そのとき、何かを思いついた茜。
「そうだ！　美雪に相談しよう！」
　言うが早いが、服を来た茜は、美雪に連絡を取ることに。
　そして、「明日の午前中、美雪の家で会おう」ということで話がまとまった。
　電話だと長話になりそうで、かさむ通話料が心配だったため、直接会えることに決まってホッとする茜。
　美雪にじっくり相談できるということが決まって、少し気が楽になった茜だった。