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第2章 俺様な相棒

……はぁっ。盛大に溜め息をつく。
明日の朝までって…残業決定。

お昼休みに聞いた唯の話を思い出す。

……どこが優しいのよ！…ったく！

藍沢とコンビを組んで3ヶ月。
今回みたいなことがもう何度もあって、その度に振り回されてる。

以前は主任の補佐をやっていたけど、
作った資料を誉めてもらえることも多かった。

でも、藍沢さんはいつもダメ出し。感謝の言葉なんて言ってもらえたことがない。

……なんか自信なくなっちゃうな。

あーダメダメ！集中！集中！
今日中に作らなきゃいけないんだから、余計なこと考えない！

私は頭をブンブン振って、資料作りに取りかかった。