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曖昧☆Bboys
第63章 親子揃って
ガラスの壁の向こうに数時間前生んだわが子がいた。


隣には彰吾の横顔があった。


霧人とカエさんは誕生の知らせを聞いて、私が眠っているうちに帰ったそうだ。


二人には後でお礼をしなきゃな。


「な、今動いたぞ」


「当たり前じゃない、生きてるんだから」


「そうだよな、ねえ、美咲ちゃん名前は?」


「そうねえ~彰吾決めてよ」


「そうだなあ~、翼!」


彰吾は即答だ。


「いいね!素敵」

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