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オレサマ的な王子さま**
第9章 再来
「社長?神原 哲平社長?」
「ん?なんだ」
「今日のスケジュールです」
「ん・・・・いつもと変わらない、ん?んん・・・?」
「お言葉出てませんが?」
目をひんむき、言葉が出ない」
「こ この・・・・・」
「あぁ、昨日急遽ですから、苦労したわ・・・・」
「髪が背広が、あぁ、豆が・・・・」
「社長?」
「お前 掃除したか?そうだ、ここに写真欲しいな・・・・」
「社長おみえになりました」
「入りたまえ」
「はじめまして湯川 夕夏です」
名刺を渡し
「今回は、お電話いただいたお礼だけです、当社で検討しましたが・・・・貴社とは」
「夕夏?そんな事どうでもいい」
顔見せろって
「今後の事です、どうでもいいなら
話にはなりませんね、哲平さんそれが答なら・・・喧嘩しに来たわけてはないので、失礼します」
「何故?何故なんだ」
「私をお嫁さんにするつもりはないって事ですよね?どうでもいいって」
「それは・・・・・ここもあるし
夕夏は大事だし・・・」

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