この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第8章 溺愛の獣
「楽しいお兄さん達ですね。芸能人て、もっと気取った感じなのかと思ってたからビックリした……」
美名は、ふたりが散らかしたままの缶やら食器を片付け始めようとするが、綾波が後ろから抱きすくめる。
「綾波さん……?」
「洗い物なんてやったら手が荒れる」
「え、ええ?」
「そのまま置いとけ。俺がやっておく」
「でも」
「いいから」
腕から逃れようと美名がじたばたする。
「綾波さん……相当飲んだ?」
「飲んでないぞ」
「嘘ばっかり……目が据わってます」
美名の目が、下から彼を覗き込む。
ワンピースの胸元から膨らみが見えている事には気付いていないようだ。
美名は、ふたりが散らかしたままの缶やら食器を片付け始めようとするが、綾波が後ろから抱きすくめる。
「綾波さん……?」
「洗い物なんてやったら手が荒れる」
「え、ええ?」
「そのまま置いとけ。俺がやっておく」
「でも」
「いいから」
腕から逃れようと美名がじたばたする。
「綾波さん……相当飲んだ?」
「飲んでないぞ」
「嘘ばっかり……目が据わってます」
美名の目が、下から彼を覗き込む。
ワンピースの胸元から膨らみが見えている事には気付いていないようだ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


