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eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔

「翔大は、どー見てもお前に気があるよな」
ギクリとした美名は、目を逸らす。
「さっきも腕、掴まれてたろ」
「えっ」
美名は驚いて真理を見上げる。
(私が困っていると思って、わざと声を掛けてくれたの……?)
真理は苦虫を噛み潰した様な顔をした。
「だからバンドに女が入るのは嫌だったんだよ……」
「そ、それを言われても」
「いいか、バンドが解散する原因てのはな~
売れない、仲違い、女!
大体そんなもんなんだよ。
翔大は一途だから心配なんだよ。
お前、気を付けろよ!思わせ振りにすんなよ!」
「わ、私だって困ってるんだから!
私が好きなのは綾波さんなのに!」
少しムッとして言い返すと、真理は眉を上げた。
「あ~、あいつね。
ブッチューしてたマネージャーか」
露骨な真理の言い方に、美名は真っ赤になる。
ギクリとした美名は、目を逸らす。
「さっきも腕、掴まれてたろ」
「えっ」
美名は驚いて真理を見上げる。
(私が困っていると思って、わざと声を掛けてくれたの……?)
真理は苦虫を噛み潰した様な顔をした。
「だからバンドに女が入るのは嫌だったんだよ……」
「そ、それを言われても」
「いいか、バンドが解散する原因てのはな~
売れない、仲違い、女!
大体そんなもんなんだよ。
翔大は一途だから心配なんだよ。
お前、気を付けろよ!思わせ振りにすんなよ!」
「わ、私だって困ってるんだから!
私が好きなのは綾波さんなのに!」
少しムッとして言い返すと、真理は眉を上げた。
「あ~、あいつね。
ブッチューしてたマネージャーか」
露骨な真理の言い方に、美名は真っ赤になる。

