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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
美名と翔大は部屋を探して歩く。
「桃子ね、男の人は本当は苦手なんだけどね……側に私とか、気を許せる人がいるとちゃんと喋れたりするの」
「ふうん、そんな風には見えないなあ」
「しょう君のことは、気に入ってるからじゃないのかな。あの子、優しい人が好きだから」
「真理ともいい喧嘩相手になってるよな」
「うん……真理君、裏表なさそうだからいいのかも」
「ハハ、確かに裏表はないな」
突き当たりに部屋が二つ向かい合ってあるのを見つけた。
右手のドアを開けると十帖程の大きさの部屋。
左手の部屋はもう少し小さくて二段ベッドが置いてある。
「広い方をjunkの皆が使った方がいいかなあ?……あ、でもお布団とかあるのかしら」
美名は部屋の収納を探す。
「なんなら、俺は美名と一緒にベッドで寝ようかな」
軽口で言われるが、美名はこの間の夜の事が頭を過って、頬が熱くなる。
「桃子ね、男の人は本当は苦手なんだけどね……側に私とか、気を許せる人がいるとちゃんと喋れたりするの」
「ふうん、そんな風には見えないなあ」
「しょう君のことは、気に入ってるからじゃないのかな。あの子、優しい人が好きだから」
「真理ともいい喧嘩相手になってるよな」
「うん……真理君、裏表なさそうだからいいのかも」
「ハハ、確かに裏表はないな」
突き当たりに部屋が二つ向かい合ってあるのを見つけた。
右手のドアを開けると十帖程の大きさの部屋。
左手の部屋はもう少し小さくて二段ベッドが置いてある。
「広い方をjunkの皆が使った方がいいかなあ?……あ、でもお布団とかあるのかしら」
美名は部屋の収納を探す。
「なんなら、俺は美名と一緒にベッドで寝ようかな」
軽口で言われるが、美名はこの間の夜の事が頭を過って、頬が熱くなる。

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