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eyes to me~ 私を見て
第17章 騎士が獣に変わる夜

「私と桃子だけじゃ食べきれないよ。ね?あ!雨が入って来ちゃう!」
美名は慌てて玄関のドアを閉めた。
翔大は暫く、考える様な素振りをしていたが、美名が構わず野菜や肉を出して料理の支度をし始めると靴を脱いで上がってきた。
美名は、寝ているとはいえ桃子も居るし、何より馴れた自分の部屋だという事で安心しきっていた。
料理する自分の後ろ姿を見つめる翔大が、何を思っているのかも知らずに。
「桃子ちゃん、ベッドへ寝かそうか?」
翔大は、軽々と桃子を抱き上げて奥のベッドへ寝かせた。
ちゃんと枕元に編みぐるみやグッズを置いてくれる。
そんな細やかな所に気が付くのがしょう君の優しい所だな、と思いながら美名は部屋に散らばった缶や瓶を片付けた。
翔大も手伝ってくれて、カレーを煮込む間に部屋はすっかり元通りになった。
美名は慌てて玄関のドアを閉めた。
翔大は暫く、考える様な素振りをしていたが、美名が構わず野菜や肉を出して料理の支度をし始めると靴を脱いで上がってきた。
美名は、寝ているとはいえ桃子も居るし、何より馴れた自分の部屋だという事で安心しきっていた。
料理する自分の後ろ姿を見つめる翔大が、何を思っているのかも知らずに。
「桃子ちゃん、ベッドへ寝かそうか?」
翔大は、軽々と桃子を抱き上げて奥のベッドへ寝かせた。
ちゃんと枕元に編みぐるみやグッズを置いてくれる。
そんな細やかな所に気が付くのがしょう君の優しい所だな、と思いながら美名は部屋に散らばった缶や瓶を片付けた。
翔大も手伝ってくれて、カレーを煮込む間に部屋はすっかり元通りになった。

