この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第15章 歌姫の妹
このままくっついて居たら本当に変な気持ちになりそうだった。
「あ、ありがとう」
胸を押して離れようとしたら、一瞬ギュッと強く力を込められた。
「!?」
ビックリして見上げたら、呑み込もうとでもする様に熱い眼差しで翔大が見ている。
カアッと身体と頬が沸騰したように熱くなってしまった。
そんな美名の反応に、クスリと笑い、やっと力を緩めてくれた。
そのまま解放されるかと思いきや、美名の手を強く握ってくる。
「はぐれたら困るしな」
「……!」
「わ――!いい考え――!桃子も繋ぐ――!」
桃子は、翔大の空いた手を嬉々として握り鼻唄を歌い始めた。
翔大はフフフと笑い、ちらりと魅惑的な眼差しを向けてきて、美名は思わず顔を逸らしてしまう。
――どうしよう、多分私、まだ顔が赤い。耳も赤いかも……
「あ、ありがとう」
胸を押して離れようとしたら、一瞬ギュッと強く力を込められた。
「!?」
ビックリして見上げたら、呑み込もうとでもする様に熱い眼差しで翔大が見ている。
カアッと身体と頬が沸騰したように熱くなってしまった。
そんな美名の反応に、クスリと笑い、やっと力を緩めてくれた。
そのまま解放されるかと思いきや、美名の手を強く握ってくる。
「はぐれたら困るしな」
「……!」
「わ――!いい考え――!桃子も繋ぐ――!」
桃子は、翔大の空いた手を嬉々として握り鼻唄を歌い始めた。
翔大はフフフと笑い、ちらりと魅惑的な眼差しを向けてきて、美名は思わず顔を逸らしてしまう。
――どうしよう、多分私、まだ顔が赤い。耳も赤いかも……

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


